LOVE MaDEな日々〜senseless things〜

Forever Young

アタマに来て、大ゲンカして、酷い事を言って、お互いふてくされた顔を見せたことは、何度もあるけど、嫌いになったことは１度もない。

相手の気持ちが見えなくなって、寂しくなって、不安になって、自分の弱い気持ちから、相手を疑って、目を見ることも出来なくなって、それでも嫌いなったことは１度もない。

意味なんてない時間は、ホントはちゃんと意味があって、そんなことは話さなくたって分かってる。

なんて言う割には、結局、ちゃんと言葉を使って相手に伝える「意味」を知ってたりさ。

ボロボロのスニーカーとジーンズで、頭が真っキンキンで、今日の延長が明日だった頃から、ネクタイしたり、赤ちゃんを抱っこしたり、家族の心配をしたり、ヒールを履いたりするようになって、明日の為の今日になった今も．．．。

皆に追いつこうとして、頑張ってもころんでばっかりで、おいてきぼりになって、まっすぐ長い１本道のずっと遠くで真っ赤な夕陽の中の皆が、そのまま溶けていなくなっちゃうんじゃないかって、不安になって、泣いてるあたしを笑いながら、迎えにくるんじゃなくて、ちゃんと待っててくれるのが、やり方だった。

多分、きっと、どれもよくある話。だけど、奇跡的な話。今日もあたしは、まだ夢の中。

バカみたいにいつまでも夢の中。

ホントに、ありふれた話。でも、奇跡的な話。