2012年05月11日
キル ミー!?


「一生懸命」とか「頑張る」ってのと「自己犠牲」ってのは、まったく対極のものです、少なくともあたしの理屈の中では。
所謂、「自己犠牲」が評価される環境てのは、破綻が近いなぁ...と、極端に白けた気持ちで思ってしまうあたしなのです。
「個人的な概念上の自己犠牲」は、単なるその人、個人の、趣味みたいなもんだから、なんてことはないんですが、大抵、「自己犠牲」なんてもんは、複数の人間が存在する場所にしか出没しない訳で、そこには、そこはかとない「厭らしい」気持が存在してるもんですから、がっかりして、どーでもよくなってしまって、あたしお得意の「興味ねーや」になってしまうのです。
若かりし頃のあたしは、多分、こんな事が自分の周りで起ころうものなら、いちいちそれに対してアクションしていたんでしょうが、年々、鈍感になってるのか、図太くなってるのか、結局は、へらへらと自分の好きなことばかりを考えて、適当にその場をやり過ごしたりするようになりました。
ストレスの要因よりも、好きな物のドキドキが勝ってるうちは、全然オッケー。
大好きなはずのものが、嫌いなものに侵食されるのは辛いよね。「やばー、なんだか最近、好きなものより嫌いなものの事を考えてる時間の方が長くないかぁ」となった時は、いつもの「あたしの愛情をなめんなよ!」と嫌いなものを放り投げるのです。
好きな物を好きで居る為に、嫌いなものなんかに、易々と負ける訳にはいかんのですよ。
苦手なことや、嫌いなことを頑張るのは、好きな物を好きでいる為だったり、好きな物を守るためだったり、そういう発端じゃないとね。特にあたしみたいな怠け者は、ひたすら辛い事を頑張るなんてできません。
フルマラソンだって、辛いだけだったら、やってないよねー(笑)。やっぱり結局、楽しかったり、走った後のビールの味を知ってしまったりしたから走ってるんだよね。
「不幸な事に不幸がない時代」に産まれた平和呆けしたあたしたちが考えることですから、そりゃきっと、どんなベクトルだったとしても、甘ったれてるんだと思います。でもさ、だからいっぱーい余分な事を考えて、衣食住には関係ないようなことに沢山、現を抜かして、くだんない事にイライラしたり悩んだりして、そこで素敵な男の子に知り合っちゃったり、大切なお友達に出会っちゃったりするんだから、やっぱりニューエイジだし、いいよなぁって思う。
だからさ、せめて好きなものを好きで居る為には、ちょっと死ぬ位の気持ちで頑張ってもいいんじゃんね。
あくまで「自己犠牲」みたいな形じゃなくて。
「自己犠牲」は「愛」なんかじゃないよ。色んな事をよく考えないで、周りの沢山の素敵な人たちをちっともリスペクトしてないよね。自分しか見えなくなって、「自己満足」と「怠慢」に走った挙句の行為でしょ?
可愛くないしさ、格好よくないしさ、そういうのを好みの人もいるのかもだけど、あたしの趣味じゃないなぁー。
なんか、あたしも色々、溜まってるんか?意外に、そうでもなくて今夜も明日のお弁当の準備が忙しいのよー。
写真のねこ太は、あたしが毎日、出くわす最近、仲良くなりつつあるお友達。「欲しがりません、くれるまでは」な、ひじょーにプレゼン上手な奴なのです。ついつい「かわいいなぁ...」って思っちゃうよね。
上手く相手の良心をくすぐる「自己犠牲チック」を装う、ツワモノです(笑)。
Posted by oG*mama* at 23:11│Comments(0)
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