2012年05月07日
☆赤ちゃんだった頃☆

夜が明けてくる少し手前は、夜の中でも1番暗くなって、しんとします。その後、遠くから鳥の声がまばらに聞こえてくると、朝はもうすぐ。
さっきまで分からなかった海の輪郭が明るくなって来て、夜通し着いている灯りの点々で表わされていた景色は、一気にその1つ1つが明確になってきます。
春の霞がかった朝が今日も、いつもと変わらずきました。
毎日違うはずのいつもどおりの景色を、毎度の如くたばことコーヒーです。
我が家のお風呂場のモンステラが新芽を出し、葉先に水滴をつけて光ってます。
お弁当の中身は相変わらずだし、2つ持って行くタンブラーの中身もそう。お洋服が新しくなるわけでも、煙草の銘柄が変わる訳でも、電磁波まみれの日中が変わる訳でも、好きな子も変わらないし、嫌いで苦手な物も変わりません。
なーんにも、変わらない今日ですが、なんだか毎日、ドキドキします。
「自分の可能性」を過信するような年齢じゃありませんが、それでもドキドキするのです。
大好きなものが相変わらず大好きで、大好きな人が相変わらず元気で楽しそうで、それを自分が見ていられる変わらない日々が、今日もあたしをドキドキさせます。
マリアじゃないから、テーブルをひっくり返したいような気持にもならない訳じゃないんだけど、それでも多分、笑ってる分量の方が断然多いのです。
余るほどの欲もあるし、毎日、周りの色んな人が羨ましくてしょうがないのも変わんないけど、多分、今日もあたしは大好きな子が大好きな自分が大好きです。
Posted by oG*mama* at 05:49│Comments(0)
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