LOVE MaDEな日々〜senseless things〜

雨の朝は、色んな物が滲んで曖昧で、はっきりしないから切ないし寂しいし、でもだから丁度いいんです。

テーブルの上のマグカップに1/3残ったブラックコーヒーをぼんやり見ながら、ミルクをだくだくに入れたコーヒーを飲むのです。

マグカップをシンクにすら運べないあたしに何が出来るのか…。

「不幸」ならいいのに…と、曖昧なこの部屋の空気を呪うのです。

そして、曖昧に「幸せ」な状況に甘えるのです。

雨はなんだか所在の無い不安を煽るから、普段積み上げた儚い「自信」は只の雑談の種に成り下がって、2才児並みの自制心のなさで、物理的な熱やら重さなんかで「大丈夫だよ」なんて単純な内容を伝え合うなんてね。

毎日…今日も、「結果」
の為に頑張ってるから、「結果」がない時間や相手は必要よね。

それって、綺麗ごと？

綺麗ごとがいいよ…リアルまみれの中で、あたしたちにはファンタジーの要素は大切だからね。