LOVE MaDEな日々〜senseless things〜

2012年1曲目は．．．Aretha Franklin 「(You make me feel like)A Natural Woman」

素晴らしく切なく、強い曲。大好きです。勿論、Carole Kingが歌ってるそれも。

夜のオレンジ色のライトの中を走りながら、この曲がラジオなんかから流れてきたら、ホントに困ったもんです。そういう時に、あの夏の教訓を活かして、せめてカーステレオの文字でも見て黙ってればいいものを、ついつい「このコーヒー、甘すぎるやぁ．．．」なんて余分な事を言ってしまうのです。

「後5分、遠回りして帰ろう」くらいのことを言えばいいものをね。

When my soul was in the lost and found.
You came along to claim it.
I did't know just what was wrong with me.
...till your kiss helped me name it.

（歌詞の聞き取りや、綴りがあってるかは曖昧ですが．．．）

この曲は、色んな角度で、色んな人にあてはまるんだろうなぁと思います。それが、愛だの恋だのばかりではなく．．．。

人生なんてそう簡単には変わらない。でも、変わらないなんて保証もない。

とんでもないタイミングで、とんでもなく唐突に、あまりに簡単に、周りも自分も想像もつかない形で、変わってしまうことだってある。それを、「しあわせのきっかけ」にするか「かなしみのきっかけ」にするかは、そこからの自分次第だったりするけど。

あまりに「しあわせ」すぎて「かなしく」なることもあるけど。

単純すぎる子供じみた気持ちや、感情が日々の全てを．．．ひいてはその人の人生や、その人の周りの人の人生までも狂わせることは、多分、いくらも珍しくなんかない。

奇跡でもなけりゃ、運命なんて大それたことなんかでもなく、きっとありふれた誰にでも起こりうること。

ただ．．．自分に起こったその「小さな」ハプニングは、世界で起きてるどんな事件よりも大問題だったりするんだけど．．．。