2011年06月16日
夏のこども

数年前に見た、朝焼け。情けない位、なんにも変われないで、切ないまんまであたしを時々、涙ぐませます。
写真は、今朝の金武湾上空の朝焼け。ホントに毎日、綺麗です。そして、毎日、違う気分で、同じ様に煙草をふかして眺めるのです。
陽が昇るとセミが、一斉にシャーシャーやり出します。セミ自体は大嫌いだけど、音響としては、子供の頃から好きな音です。
海にパパと遊びに行って帰って来ると、庭のたらいにママが水を溜めて待ってます。水着のまんま、海から歩いて帰って来たら、その少し温いお水で砂と潮を流すのです。
すいかだの、冷やし中華だのをモグモグ食べたら、日焼けと海のせいでだるくなったあたしは、やわやわなタオルケットをおなかにだけかけてお昼寝します。
波の音がまだ耳に残ってるのか、セミのシャワシャワした声なのか、そんなのを暑さと眠気でぼんやりしたまま、目をつぶって聞いています。
夕方の蚊取り線香の匂いが目を覚まさせるまで....。
夏は、いつだって静かです。
必要な音だけが、自分の意志とは別に、どこか遠くから聞こえてるだけです。
賑やかな環境の中にいても、どこかに「しーん」とした気配があるのが夏です。
暑さで、ぼんやり色んな事が曖昧になって、記憶なのか実感なのか分からないごちゃまぜの感覚に窒息しそうになりながら、しばらく会ってない好きな子の顔なんかを思い出して、またぼんやりするのです。
夏は、毎年、少しだけ現実離れしてて、ぼんやりすることが、ちょっぴり許されるような季節です。
色んなことに現を抜かすにはもってこいの季節がやってきました。
今日は、お友達にお誘いをもらって、アリビラにランチに行って来ます!
贅沢なランチを、ごちそうになってきまぁす!
Posted by oG*mama* at 06:00│Comments(0)
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