2011年05月25日
大人になってよかったこと

雨が降ってます。「今日は曇ってます」ってあんまり言わないのに、「雨」はなんだか降ってたら「雨が降ってます」って言ってしまいます。例え梅雨時期で毎日のように降ってても、少しだけ「特別」な気がするからなんでしょうね。
センチメンタルだか、メランコリックだか分かりませんが、その何となくの特別感に、絵を描いちゃったり、詩を書いちゃったり、写真を撮っちゃったり、好きな子に電話をしちゃったりするんでしょうね。
「妙な気分」って意味では、酔っ払ってるのといくらも変わらないのかもしれません。
こんな夜は、シリアスなんかになってるのは勿体ないですね。それよりはもう少し、怠惰な気分で、緩い服を着て、ロマンチックに溺れてる位で丁度よかったりするのかもしれません。
大事な物とか、やらなきゃいけないようなことよりは、結局、「今」に現を抜かせばいいんです。
それが、大人だったとしても、子供な大人だったとしても。
大人になったから許されることの幾つかに、こんな夜の過ごし方ってのも含まれてるんだと思います。
大人な子供位の歳の頃は、こんな気分だけは、纏わりつくのにそれを解消したり、垂れ流す術を許されてなかったり知らなかったが故に、なんだか面倒な気分を抱えたまんま、また明日の学校の為に、ベッドの中で、憂鬱になったものでした。
それに比べれば、大人はまったくいい気なもんです。身勝手なもんです。
自由気儘に、「雨の夜」を投げたり転がしたりしながら、今夜も編み物でもしましょうかね。
Posted by oG*mama* at 02:49│Comments(0)
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