2010年03月14日
鼻歌混じりに☆


ベニシア・スタンリー・スミスの「ベニシアのハーブ便り」
イギリスの貴族出身者でありながら、お屋敷での生活を捨て、世界を旅した末に、京都の山里でハーブを育て、それを生活の様々なことに生かして、古民家で丁寧に暮らす明るく素敵な女性の、日々の暮らしとハーブを使った様々なレシピが載っている本です。
かなりのハードスローライフですので、このままの生活はかなり限られた人しか実践できなそうですが、考え方には、共感出来るものが多くあります。
何よりも、このような生活を「エコ」と称さないことに大共感です。
本来、気持ちよく暮らすことは普通のことで、偉いことでも、特別なことでも、ましてや人に押しつけることでもなく、そこに「エコ」だのと言った「くだらない」肩書きは不要なはず。
パフォーマンスエコロジストは結構!
田舎に移住して、木を切ってボロボロのおうちを手作りし、燃費の悪い車を乗り回すファッションエコロジストは結構!
スーパーの袋をもらわなかったことに自己満足するナルシストエコロジストは結構!
電気を沢山使った夜景にあたしは心をときめかせ、ジャンクフードをほうばりながら男の子とデートしてはドキドキし、工場で大量生産された糸を編んでは楽しんでいます。
あたしの出来ることは、自分の周りと、その周りの人くらいまでを、くそったれな愛情でよちよち愛せるくらいのもんです。
世の中、まだまだ分かんないことや要らない物が多すぎです。
Posted by oG*mama* at 07:09│Comments(0)
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