lefthander不意打ち
西海岸のサンセットに気が遠くなる夕暮れ。
暗闇にまだ目がなれてなくて、夜の始まりの路上駐車に突然降って来た雨が街灯を滲ます。
さっき買ったエアフレッシュナーの匂いが、なんだかわざとらしくて泣きたくなる。
壊れた傘に笑って、濡れながらマーケットまで音の外れた古い唄を歌いながら走ったり
指や鼻の頭を汚しながら美味しいものを食べたり
背伸びして遠くから聞こえる花火の音にきょろきょろしたり
じっと黙りこくってみたり
今夜は、何度も読んだ分厚い本をまためくってる
このフレーズ…
22時だ。お酒の準備しますか。
関連記事