欲求が日々の生活を変化させます
何か、新しい気持ちになったり、新しい事を始めたり、気持ちが弱くなった時や、最高の時間をより最高にする為に、今までのいろんなあたしの日々のシーン中で使われてきた曲。
Rolling Stones 「Mixed Emotions」
あたしは、意識した訳ではなかったけど、気がついてみると、この土地に来る時に多分、知らず知らず、いろんな小さな決心をしたり、したんだなぁと、最近になって思うようになりました。
ここへ来て、2年半位になって、少し生活にも慣れてきたり、色んな事が少しは分かってきたような気がしたり、そんな当初よりは、気持ちに安定がでてきたのか、生活がやっと落ち着いてきたのか、そんなことを考える隙間ができたのかもしれません。
その小さな決心ってのは、「決心」なんて言葉が相応しくないような、もっとずっと、生活感溢れる類の気持ちなんだけど、「ちゃんと一生もんの自分になろう」って思ったのかもしれません。
お友達との付き合い方も、その気持ちも、家族に対する気持も、自分の趣味や技術も、身の周りの物も...。
一生ものっていうと、なんだかもう前進がないような雰囲気にも聞こえるんだけど、そういうのとはちょっと違うんだよな。
「今だからできること」「今しかできないこと」ってよりは「今からやっておきたいこと」みたいな、ちょっとゴールを設定しない感じ。
「繰り返す」ことや「継続」することに重心を置くみたいなね。
勿論、日々の生活は変化の連続なんだけど、そんな中でも「継続」できることを、自分の「体質」に合わせて掴んでいきたいな、みたいなね。
お掃除が上手にできるようになったり、お料理が上手になることもそう、編み物やマラソンも、多分そう。
自分の体調や気持ちの変調に気を使えるようになったり、そういうこともそう。
多分、ホントはすごく当り前のことなんだけど、どっちかって言うと「明日なんていらねーぜ」的な青春時代を送った口の自分は、だいぶ、その辺を御座なりにして、いい歳までやってきちゃったのかもしれないなぁと思ったりね。
「継続」する為の「現状」のメンテナンスの為には、ちゃんと新しいものを自分の中に入れて行かないと、朽ちていっちゃうでしょ?
だから、ちゃんと前進は必要。
「決心」なんていうんじゃなくて、所謂、結婚適齢期みたいのを、とうに過ぎて、もしかしたら、当り前と言えば当たり前の、人としての単なる欲求なのかもしれないけどさ。
あたしは病気みたいな感覚でストーンズが好きだから、基本的に全くCDなんかは聴かないんだけど、ぼんやり煙草を吸ってたりする時には脳内プレイヤーから、この曲が毎回流れてくるのです。
そんな事を、シリアスになるでもなく日々の合間に思ったり出来てるのは、多分、今のあたしは相当、幸せなんだはずね。
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