日々を変える奇跡の種の持ち主は
お店にクリスマスの飾り付けをしました。少しづつこんな仕度を進めるのが、クリスマス当日より、実は楽しかったりするもんです。
「クリスマスの奇跡」みたいなことは、とっくに信じなくなってる歳になってるあたしですが、この季節になると、「っんな、都合のいい事、ある訳ないぜぇ」と言いながらも、実は気持のどっかで「もしかして...」なんて少しだけ期待みたいな事を思ったり。
毎年、期待みたいなドラマみたいなことは勿論、起きないんですが、それでもやっぱり、ほんの少しだけ嬉しくなるようなことがあったりするもんです。
そこに、「神様」の存在なんてのはないんですが、「今日はクリスマスだし、なんかいい事があったらいいなぁ」っていう、皆それぞれの淡い期待みたいのが、お互いに作用して、お互いを少しずつ幸せな気分にさせたりするんでしょうね。
それって、全然、「奇跡」なんかじゃないって思いそうなもんですが、皆が、それぞれ違う気持ちながらも、「いい1日にしたい」って共通の気持ちが沸く日ってのは、なにはともわれ、素敵なことです。
お互いが同時に同じ気持ちになって、それが目に見える形で、表に出てくるってのは、本当はとっても奇跡的なことだって、ここ数年のあたしは時々、思ったりするもんですから。
それが、男女の話にしても、友達同士の話にしても、親子同士の話にしても。
石がパンになったり、海が割れたりみたいなことじゃなくて、日常の中に存在する小さい奇跡や、素敵なことは、ちゃんと「次の未来」の自分を変えるくらいの奇跡だったら起こせますからね。
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