☆ステイ ゴールド☆
曇り空の朝です、PCから音楽を流しながら書いております。
高校生の時に好きだったオーストラリアのバンドfrente!が数年前から、また自分の中で再燃しており、最近も朝や夜のまったりした時間にはよく流しています。
当時の何かを思い出すとかではなく、この曲を聞いていた時とはまた別の景色や感情がなぜか戻ってきます。
とっても晴れた日に美術館に行こうと出掛け、あまりにいいお天気だから途中で2人してシュークリームを買って、それをかじりながらふざけながら歩いていて、あまりに楽しくて、ふざけ過ぎて道に迷って、とんでもない所まで歩いてしまったことがありました。
美術館に着いたのは、もう夕方近く。私も、一緒に行った子も大好きなアーティストの作品に時間を忘れて見入っていたら、あっと言う間に閉館の時間。
美術館を出たら、昼間の晴天が嘘みたいに土砂降り。
閉館した美術館の玄関で缶コーヒーを飲みながら、雨宿り。
前を通る人の変な柄の傘を笑ったり、雨は真ん円の形で落ちて来てると思う?とか、あたしの爪の形を笑ったり、いい大人が子供みたいにケラケラ笑いながら、たまには黙って雨を見たりしながら、楽しい切ない雨宿りをしたことがありました。
今日みたいにお天気がはっきりしない中で、コーヒーを飲みながら、この曲を聞いてると、この時の事を思い出します。
Y字路をサイケデリックに描いていた作品がいっぱいの展覧会だったな。
今日や昨日のいろんな事が、もしかしたら数年後にはこんな風に思いだしてるのかもしれませんね?
なんでもなく、コンビニに行ったりラーメンをすすってる今が、もしかしたらスペシャルな何かなのかもしれませんね?
現に、数年前から続いてる今、こんな小さい事を切なく思いだしたり、時にこんな小さい出来事を相手も、ちゃんと似たような気持で大切にしていてくれたりして、お互いに泣きそうな顔で笑って話したりするんだから、どれもこれも雑には扱えないのです。
若い頃にしたことだから、素敵に思えるんでもなく、昔のことだから素敵に見えるんでもないんです。そこのその雰囲気とその景色を知ってるあなたにだから、それは素敵に思えるってことがあるもんです。
今日、ちょっとそこまでのありふれた人とのドライブ...実は一生の宝物なのかも♪
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