You're my nearest neighbors...

oG*mama*

2012年02月17日 12:12



現在、個人のお客様からのオーダーはお休みさせて頂いてるのですが、所謂、コラボ商品とでもいうのでしょうか?そういった形で、「こんな雰囲気でピアス作れる?」ってお話を頂きまして、ご依頼主様のご要望は、「春に向けてのエレガントでガーリーなイメージ。ふわふわエアリーな感じ」とのことで、昨晩から、あたしの中にある「エレガント」やら「ガーリー」をなんとか引きづり出そうとしているのですが、「もしや、備わってないのか!?」と言うくらい、漠然としたイメージしか出てこず、1個も、具体的なものが思いつかなかったので、結局はそのまま眠ったのでした(笑)。

「エレガント」やら「ガーリー」とは言え、多分「はかなげ」な感じよりは、少し「強い」雰囲気があった方がいいのかなぁと思うのですが、あれこれ考えてると、その「強い」感じもあたしはあんまりないみたいで「なよっ」としたものばかりが思いついてくるのです。

あたしが編み上げたものを見てくれた方が、どれくらい製作過程であたしが頭に思い浮かべてるものを受け取ってくれてるかは、あたしの技量がまだまだ故に不安ですが、普段の生活が「センチメンタル」まみれな事が原因か、商品もそんな感じになりがちです。それも、だいぶ限定的なイメージの。

技術面はもちろんですが、そんなところもあたしが、まだまだ「近所の編み物好きのねーちゃん」を脱せない理由なんでしょうね。

眼鏡屋時代の「イズム」的なものがだいぶあたしの中には影響しているのですが、それに「ストーリーのある商品を」というのと「かと言って、それを受け取る側に押し付けるのは、ただの自己満足。相手が欲している物を欲している分だけ、欲している形で渡す」みたいなことがあるんですが、当時、今より若かったあたしはそれを必死に体現できるようにもがいてましたが、結局は少しも出来ないまま今も、ばたばたしています。

妙に大人ぶった年齢になったあたしは「そんな神業みたいなのは、理想論だよぉ~」なんて、陳腐な言い訳が頭をよぎったりするのです。

「理想論」を「理想論に過ぎない」に成り下げるのも「実現」するのも自分次第ってことくらい知ってる歳になってるはずなのにね。

毎回、おんなじことに「う~ん」ってなりますが、昨年末のスランプをちゃんと活かして、悩みながらも友人の言ってくれた「自分の持ってる物を信じて、好きにやればいい」ってのも頭にいれつつ、プラス「楽しい」って思って作ることの大切さも少しは分かったはずなんで、その辺を思いながら、今月末までもう少し、あれこれ考えてみようと思います。

お仕事でも、普段の生活でも、いつも思う「精神論」にも「体現論」にも偏りすぎず、大事なことは「バランス」。

とにかく動いて、分からんくなったら立ち止まって、また動く。その繰り返しです。

あたしには、いつだって「ホントウ」を教えてくれる人がついてるんだから大丈夫!









関連記事