ひとめ ひとめ…

複雑な技法や、派手な配色や、キャッチーなデザインではなく、ただただ、誠実に丁寧に真面目に編んである物が好きです。

丁寧で正確に仕上げてある作品は、それだけで「愛」を感じます。

歪みや不正確さを、ハンドメイドの良さや、温かみとしてしまうのは、どうもあたしには、しっくりきません。

でも、シリアスになりすぎたり、神経質になりすぎたり、何かに固執してしまっても良くありません。

色んな物を編みますが、自分用の物を編む時は、期限もないので、つい、色んなことを「想い」ながらの作業になりがちです。

でも、大切な作業です。

真面目に丁寧に…昔から、おばあちゃんたちがしてきた手仕事は、多分、そんな風だった気がします。

食事も家事も、人付き合いも生き方も、本当はそうありたいです。

派手できらびやかな物や人も大好きな反面、とにかく「ひたすら」な感じのする物や人にも憧れるのです。